開智セミナー塾長 磯信康が、毎月コッソリ「学力を向上させるために必要なこと」をお教えします。成績や学力を上げるためにあなたに最適な勉強法を見つけるヒントがきっと見つかるはずです。良かったら感想をお聞かせください。
●第13回 「知・情・意」の健全さがポイント(19年10月)
IQ(知能指数)が高ければ人間として優れているか、幸せな人生が送れるか、という問題は最近ではますますはっきりしてきました。成績が良いのにとんでもない犯罪を平然と行ったり、いい学校を出ているのに社会のためにならないことを続けていたり…。
●第12回 嫌なこともしなければならない(2)(19年5月)
さて、生活していくには、嫌なこと、つまらないこと、汚いこと、つらいことなどが必ずあって、それを避けて通れないのだということを、子供たちが(できれば幼いときから)しっかり認識できるようにすることが大切です。嫌なこと、つらいことは自分でしない、誰かがやってくれるのを待っている、といった生き方は卑怯なことだと教えて・・・
●第11回 嫌なこともしなければならない(1)(19年4月)
家の用事をさせないことが、いい母親だと、間違った考えをもっているお母さんをよく見かけます。用事をするより勉強をしたほうがよいと考えているようです。用事をさせようとしても子供が嫌がるから、という人もいます。しかし、人が生きていくうえで、炊事、洗濯、掃除、買い物、整理整頓、など必要な仕事ができないと、…
●第10回 「うるさい!」と叫ぶ子の気持ちは?(2)(19年3月)
子供が「わかっている」といっている内容は、親の言うことは聞き飽きるほど聞いてしゃべる中身もわかっている、ということです。さらに、子供自身も言われることの意味がわかっているし、その必要性も認めているのです。しかし、実際に、命令口調で言われるのは、…
●第9回
「うるさい!」と叫ぶ子の気持ちは?(1)(17年12月)
「勉強したの?」「勉強しないといい学校へ行けないわよ」などなど、お母さんの叱咤激励が発せられると、子供たちはみな嫌な顔をして「うるさい!わかってる」と叫びます。お母さんは「わかってるっていうけど、わかってるんなら勉強しなさいよ」とやり返し…
●第8回 「ほめる」ことの難しさと落とし穴(2) (17年6月)
「ほめて育てるとうまくいく」といわれてきました。事実、あるところまではとてもうまくやっていけることが多いのです。ところが、注意しないと逆効果になることがあります。ほめても子どもが素直に喜ばなくなったときです…
●第7回 「ほめる」ことの難しさと落とし穴(1) (17年5月)
「ほめて育てるとうまくいく」といわれてきました。事実、あるところまではとてもうまくやっていけることが多いのです。ところが、注意しないと逆効果になることがあります。ほめても子どもが素直に喜ばなくなったときです…
●第6回 集中力をどうしてつけるか(2) (17年4月)
もう一つの利点は、家の用事をすることで、子どもが家族の一員としての思いを強めていくことです。用事をしてくれたことに対してお母さんが「ありがとう、助かったわ」と感謝の気持ちを表すことで親子関係が非常に良くなることは明らかです。いまの子どもたちは親から「ありがとう」と感謝されたことがないのが普通になっています…
●第5回 集中力をどうしてつけるか(1) (17年3月)
ではどうやって集中力をつけさせるか。
集中力のない子に、何かに集中させようとしてもなかなか持続しないものです。特に勉強で集中を持続させようとしても嫌がるし、それでも「やりなさい」というと、これは脅迫や命令になってしまいます。
集中力がなく、だらだらと長い時間机の前に座っていても、それは頭を使っていない、勉強になっていないことは、はっきりしています。
ここのところは、厳密に理解してほしいと思います。お母さん方の中には…
●第4回 「間違ったらダメ」も脅迫のうち (17年2月)
この話も武田先生の話の受け売りですが、とてもわかりやすいたとえ話なので、紹介しておきます。
「さあ、いまからお買い物の品物を言いますから、覚えてください。メモをしないで、私の言った品物を全部間違いなく買ってきてください。もし、間違ったら許しませんよ。お店の人に謝って取り替えていただくなりして、全部そろえてください。」と言って、おつかいに・・・
●第3回 集中力が頭脳をよくする (17年1月)
自分のまわりに不安が無く、いつも落ち着いた気持ちでいられることが、集中力を持続させる条件です。このことをよく現している例が動物の動きです。
自然界に住んでいる動物たちは・・・
●第2回 心を閉ざすと頭も閉じる (16年12月)
人間的な能力、たとえば、人と協力する力では、とか、友達を作る力とか、運動神経とか、美しいものを美しいと感じる能力とか、人を笑わせる力など学力と違って序列をつけられることはありません。しかし、生きていくうえでは、これらの能力はみな、人間関係にとって無くてはならない重要な能力です。他方、「学力」は今の子どもたちにとって非常に大きな意味を持っています。小さいころ・・・
●第1回 勉強を楽しくする環境を作ろう (16年11月)
親御さんの立場からは、もっと勉強をしていい学校へ入ってほしいと、いつも考えておられると思います。ところが、子どもは親の思いになかなか応えようとはしません。私ども、塾の立場からしても、もっと頑張ればいい成績になると思う子が、学習に力を入れないで別のほうに興味と関心が行ってしまっているということがよくあります。こういうときに・・・